2025.08.22
ふわっと上げるアプローチ

ふわっと上げるアプローチの魅力
グリーン周りからの寄せで、ふわっと上がるボールはとても効果的です。ピンが近い場面や、ラフからグリーンに直接乗せたいときに使えるショットで、スコアメイクには欠かせない技術といえます。今回の動画では、やさしくボールを上げるための構えやスイングのポイントを、初心者にも分かりやすく解説しています。
基本の構え方
ふわっと上げるアプローチでは、まずフェースの開き方がポイントになります。クラブフェースを少し開き、ボールを包み込むような感覚で構えましょう。スタンスは狭めにして体重をやや左足にかけ、ボール位置は真ん中より少し左側に置くのが基本です。このアドレスを作ることで、クラブのバンスが地面に当たりやすくなり、芝に刺さらず滑るような動きが可能になります。
スイングのイメージ
スイングは大きな力を使わず、「リズムよく振る」ことが大切です。手首を固めすぎず、適度に柔らかく使うことでフェースがボールをやさしく拾ってくれます。クラブヘッドを低く出そうとせず、自然に振り抜けばロフトが効いて高い球が出やすくなります。
インパクトの感覚
インパクトの瞬間に「すくい上げよう」とするのはNGです。ボールを上げにいく意識を持つと、トップやダフリが出やすくなります。正しい感覚は、フェースの下にボールを乗せるようにして打つイメージ。クラブのバンスを地面に滑らせ、芝ごとボールを拾う感覚を身につけましょう。打った後はフェースを開いたままフォローに出すと、ふわっとした球が自然と生まれます。
距離感と高さの調整
ふわっと上げるアプローチでは、距離感のコントロールが難しいと感じる方も多いはずです。動画でもポイントとなっていたのは「振り幅とスピードを一定に保つこと」。振り幅を大きくすれば距離は伸び、小さくすれば短くなるので、自分なりの基準を作ることが大切です。また、フェースの開き具合を変えることで高さもコントロールできます。少し開けば高さが出て、しっかり止まるボールになります。
注意点と練習方法
ふわっと上げようとして一番多いミスは「手先だけで打つこと」です。体の回転を止めず、肩からクラブを振る意識を持つことで安定感が増します。また、練習では短い距離から試して感覚をつかみ、徐々に距離を伸ばすと失敗が少なくなります。繰り返し練習することで、実戦でも自信を持って使えるようになります。
動画を参考に、ぜひ挑戦してみてください!